出演者インタビュー Vol.2

出演者インタビューは、昨年に続きピアニストとして参加の西尾麻貴さん!

昨年は「オペラ演奏におけるピアニストの役割」という内容でしたが、今年は演目についての想いを書いて下さっています。

では、インタビュー記事をどうぞ!

 

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私は2年前、ドイツの歌劇場で「蝶々夫人」プレミエの音楽チームに、幸運にも研修生として参加することができました。
 
ドイツで人気な演目は何だと思いますか?「トリスタンとイゾルデ」?「魔笛」?「魔弾の射手」でしょうか?
いえいえ、観客がたくさん集まるのは「蝶々夫人」。

「蝶々夫人」こそが全体で一番人気なのだ、という話を聞きました。事実、どの公演も毎回満員になり、日本人としてうれしい気持ちになりました。
 
ヨーロッパ人にとって蝶々さんは、今も昔もアジアンビューティー、エキゾチックな未知の魅力にあふれています。一方、プッチーニが奏でる蝶々さんはとてもエネルギッシュ!つつましやかさを美徳とする日本人にとっては、大胆すぎるくらいのパワーです。ないものねだりとでもいいましょうか、この文化の融合がまさに世界で愛される理由なのではないかとと感じています。ヨーロッパ的壮大さ、それがどこまで演奏で表現できるのか、挑戦中です!
 
余談ですが、ドイツでは、スズキ役の歌手から「日本のお辞儀ってどんな風にするの?」と質問されたり、合唱に「オカーミ(おぉ神)」という歌詞があるのですが、「カミ」ってどういう意味?と質問されたりしたのがちょっとした思い出です。さて「オカーミ」の歌詞、みなさんは聞き取れるでしょうか?ぜひ当日会場で!